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よこはま「万作・萬斎の会」を観に行ってきました。
- 解説
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石田幸雄
- 魚説法
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新発意:野村裕基、施主:野村万之介、後見:野村萬斎
- 箕被
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夫:野村万作、妻:石田幸雄、後見:月崎晴夫
- 狂言芸話
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野村万作
- 千鳥
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太郎冠者:野村萬斎、主:高野和憲、酒屋:深田博治、後見:竹山悠樹
私的メインは何といっても狂言芸話。
これがあるからよこはまはいつも競争率高いんだと思うんですよね。私去年ファンクラブの先行外れて行けなかったですもの。
今回も万作さんは途中からマイクを使わなくなってしまいました(^_^;
いつにも増してマイク使わなくなるの早かったなーと思います。使ったのは最初のほうの2、3言くらいといっても過言ではないような。
本日の議題は「面」。武悪の面2つ(2ヶ月くらい前に買ったばかりのと古くからあるもの)、乙の面2つ(ノーマルのと過剰に凹凸がデフォルメされていて見ただけで笑えるの)を見せてくださいました。
買ったばかりの面と昔からの面では艶感が違いました。使われ続けて磨かれたものと、薬塗りたてという感じの艶はこんなに違うのかと驚きます。
面を持つ時は紐が通っている耳の辺りだけを持ち他の場所は持ってはいけないという話をしてくださったのですが、日本大好きシラク大統領に森首相が能面をプレゼントに持って行ったら「能面はそのように持つものではありません」と怒られたという話を思い出してしまいました。
あとは面の紐を結ぶ位置が、万作さんたちと能のシテ方の方達で結構違うんだそうです。万作さんとかは結構頭の高い位置(頭周りの一番大きな場所からちょっと上のほう)で結ぶんですが、シテ方ではそれより数センチ下に結ぶ人もいるとのことです。
僕らからしたら落っこちそうで怖いんですけどね、と万作さん。
また、「父は面を打っていたけれど半分以上が能面で狂言面は50かそこらしか打ってない」そうなんですが、その理由が興味深かったです。
万作さんが小学校の頃はまだ狂言の興行が少なくて生活が苦しかったそうなんですが、アメリカのダンサーさん(ショーダンサーみたいな方。名前をおっしゃってたけど聞き取れず)が能面を集めているということで生計を立てるために能面を打っていたんだそうです。
ただ、「その方のおうちにもお邪魔しましたが、般若の面の角の部分に帽子がかかってました」とのことで場内爆笑。た、確かに帽子掛けには丁度いいかもしれないですけど…それ能面…
他にも公演がない日には根付などを作ったりしていたんだそうです。大変だったんですねぇ…
また2つの乙の面に関連して、面を使用する際(買う際だったかな?)には品のあるものを選ぶようにしているそうです。ぱっと見で笑わせるのではないと思っているからとか…詳細が思い出せませんが。
乙の面の時には乙が顔を出した時のぶりっ子ポーズを披露してくださったり(紋付で直面でも十分かわいらしかった!)、ごそごそやってるので何かと思ったら腕時計が出てきて「もう時間ですね」と言ったり、失礼ながら今日も万作さんは可愛らしかったです。
解説の石田さんは「皆さん狂言芸話をお目当てにされてると思うので解説は短めに」とか言って簡単な解説でした。
今回の公演での見所は裕基くんから万作さんまでいろいろな世代が出演すること。見たことがある曲であっても演者が変われば見え方も変わるので見比べて欲しい、というようなことを言っていました。
魚説法は裕基くんがきっちり台詞を覚えていて澱みなく出てくるのが凄いなと思いました。今何年生?
語りの部分が結構長いので大丈夫かなーと思いましたが問題なかったですね。後見の萬斎さんも顔が怖くなかったです。
箕被は、夫も夫でぽわぽわしてるというかずれてる感じですけど、嫁さんもちょっとずれてるように見えました。下の句をつけずに戻ったら父様に怒られるかも、みたいな事言って離縁された夫の家に途中で引き返すのとか。
終わり方がちょっと不思議な感じでしたが、舞って「こちへござれ」でめでたく終わるという感じですかね。
万作さん・石田さんコンビはいつ見ても安定感ありだなーと思いました。
千鳥は、どうも久しぶりに和泉流の千鳥を見たようです。
大蔵流の千鳥が頭に残っていたので、流鏑馬の際に棒(座頭がつく杖と同じやつ)を使わないんだなぁとか太郎冠者VS酒屋での太郎冠者の動きとか結構違うような気がするなーと思いつつ見ていました。
最近見たのは多分茂山家のなので、茂山さんちがサービス演出だった可能性もありますが。
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