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5/25マチネ「わが魂は輝く水なり」

2008/05/26(月) 00:51 野村萬斎

5/25マチネ「わが魂は輝く水なり」観てきました。
最後の観劇なのですが、もう見られないのがとても残念です。初回観劇から回を重ねるごとに自分なりの解釈ができてきて、この舞台にどっぷり浸かり始めたところなんですよね…

斎藤実盛…野村萬斎、斎藤五郎(亡霊)…尾上菊之助、斎藤六郎…坂東亀三郎、
藤原権頭…津嘉山正種、郎党時丸…川岡大次郎、巴…秋山菜津子、ふぶき…邑野みあ、
中原兼光…廣田高志、中原兼平…大石継太、郎党黒玄坊…大富士、平維盛…長谷川博己、
乳母浜風…神保共子、城貞康…二反田雅澄、
木曽兵/平家の兵…清家栄一・岡田正・高橋広司・井面猛志・篠原正志・時田光洋・関戸将志・高橋行・中村大輔・安齋芳明・加藤亮佑・窪田壮史

まず今日はカテコがこれまで観た回のカテコより1回多かったです。
最後のカテコは出演者皆が手をつないで挨拶。萬斎さんはじめ皆さんニコニコでした。前の方はほとんどの方がスタオベ。前のほうにいたので後ろのほうの様子は分からなかったけれど、どうだったのかな。
巴と実盛との最後の夢のあたりから涙腺に来ていたので大変でしたが、本日は何とか立てました。
あと開演前に関係者用のチケット引換場所近くに蜷川さんがいらしていました。感想言ってたファンの方もいたようです。蜷川さんはあの後観劇されたのでしょうね。

昨日の感想を読み返してみると、なんだか良く分からない書き方になっていました。
この舞台って、いざ文にして思いをまとめておこうと思うとなかなか思ったようにまとまらなくて、…難しいです。

今日も見ていて、やっぱり五郎は実盛が生み出した幻だったのかもしれないなぁと思いました。
といっても完全に妄想かというとそうではなく、半分は五郎の魂であとの半分は実盛の深層心理というか何と言うか。
若く、思うがままに森の国へ走った五郎。パシャパシャと水音(もしくは若き魂の音か?)を立てて縦横無尽に森を征服する様を見て嫉妬の念を覚え意地で山を降りた実盛。
嫉妬する若さを「亡霊」の五郎として作り出し、冷やかしや憎まれ口を叩きながらも居なくなってしまうとそれを追い求めていたように思いました(五郎への親子の情もあったと思いますが)。
もしかすると巴の元へ走った男に対する嫉妬のようなものも混ざっていたのかもしれません。
巴との夢や合戦を経、最期に若者の成りをしようとして滑稽になった姿を五郎と一緒に笑い飛ばしたことで、若さへの嫉妬を吹き飛ばした。
すると実盛の中で時が逆流し、混濁する意識の中で、昔の森の住人達がたてたのと同じパシャパシャという水音つまり若さが実盛の心に満ちていったのかなと思いました。森の国の住人達と一緒になって森を征服していたのかもしれません。

「狂気」については、実盛が言っているように、戦いの中ではなんらかおかしくなってるのが正常で普段のままなのが狂気なのでは?と思いました。
だって人がどんどん死んでいくんですから。特に源氏方はどんどん敵を殺していくんですし、無残な光景や罪の意識などからいつもと気が違ってきていても仕方がないような。
倶利伽羅の地獄谷を目の当たりにして、泣いているかのように死人の目玉が腐っていくのが嫌だという兼光の意見はあの場においてはいたって正常な気がしました。自分が殺したわけじゃないけど魚の目が気持ち悪くて魚を調理できない人だっていますし。
むしろ、富士川や倶利伽羅でたくさんの味方を殺しておきながら「前と後ろ、その間の生き方をどうしてしてはいけないのか」とか平常時に言うような事を冷静に言ってる維盛の方がおかしく見えます。
「馬が怖いと言ったからと義仲殿を気違い扱いできるのか、もっといびつな人だっている」と五郎が言うとおり、どれもおかしくないのかもしれませんけれど。

実盛と巴の関係の深さが、分かったようで分かっていないような状態です。
五郎を通しても(義仲の代わりを五郎に求めたという下りで「巴殿は私を通して違うものを見ていた」)六郎を通しても(六郎を殺そうとしたところで「五郎か?…いや、実盛殿」)巴は実盛を見ていたんですよね。
最後の夢は巴も見たようなそぶりなのですけど、巴と実盛が出てくる全ての夢を両人ともに見ていたんじゃないか、と考えるといったいどれだけ絆が深いのか…と。
巴が何故実盛にあそこまで惚れたのかが良く分からないんで消化不良気味。理由は不明だけど惚れたのねということにして観ればいいんですけどね。
「私をあの頃に戻してくれるのは実盛殿だけ」というのは、実盛が梢を一緒に見た時からずっと変わっていない様に見えたからなのか、それとも巴に「昔と変わった」と言わなかった最後の一人が実盛だったからなのか…

あとなんか考えたことがあったけど忘れちゃいました。
…結局、今日もあんまり感想がまとまってませんね…まとめて言おうとすると難しいんだなやっぱり…

そういえばどうでもいいけど萬斎さんのヒゲは自前なのですね。本番はごま塩メイクしてるのかな。亀三郎さんのblog写真つきの記事が載ってました。
萬斎さんが不思議な服を着ているように見えるのは…いつものことでしょうか。服装についてはもう、何が来ても驚かないですな。

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