blog行雲流水

フィギュアスケートとか体操とか演劇とか雑談とか。 ご意見・ご感想・苦情などはメニュー内のメールフォームからどうぞ。

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団

2007/11/07(水) 01:38 音楽

パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団演奏会パンフ

何とか定時に帰らせてもらって、オペラシティまでパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の演奏を聴きに行って来ました。
それにしても相変わらず舌噛みそうな楽団名です。
橋本さんケータイ鳴ってますよ~(レミゼ博多座橋本楽カテコ参照)って感じです。

  • 交響詩「ドン・ファン」Op.20(R.シュトラウス)
  • ディオニソスの祭Op.62(シュミット)
  • ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュイン ドクシツェル編/トランペット独奏版)★
  • ホラ・スタッカート(ディニク 和田薫/立原勇編)★
  • G線上のアリア(J.S.バッハ 立原勇編)★
  • セルゲイ・ナカリャコフのアンコール…「ヴェニスの謝肉祭」の主題による変奏曲
  • 舞踏組曲Sz.77(バルトーク)
  • パリのアメリカ人(ガーシュイン)
  • アンコール…組曲「カルメン」より闘牛士の歌(ビゼー)、熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)、フランス民謡「カルマニョール」、涙そうそう、ラデツキー行進曲(J.シュトラウスI)

★…独奏:セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット、G線上のアリアはフリューゲルホルン)

前回来日時以来のギャルドでした。
ナカリャコフくんの曲は全て知っている曲でしたが、彼の出ない曲で内容まで知っているのはパリのアメリカ人のみでしかも平日の演奏会、寝ないかどうか心配だったのですが杞憂でした。
ドン・ファンの時にはまだエンジンがかかっていないのかな?と思ったのですが、曲がそういう曲だったのかもしれません。何だかはっきりしない、もやっとした感じの曲でした。
しかしディオニソスの祭を聴いてびっくりしました。聴いている間、悪寒のようなぞわぞわっとした感じがずっとあって。音楽を聴いていてそんな体験をしたのは初めてです。
そしてラプソディー・イン・ブルーは楽団の音が柔らかくまとまっていて、ホール全体を包み込むような温かい音色でした。
パリのアメリカ人は明るくてノリが良くて大音量もあるんだけれども雑にならない、綺麗な音のままで色味が自在に変わり、どんなに変化していってもゆるぎないハーモニーとバランスのある演奏だったように感じました。
バランスとハーモニーが素晴らしかったですね~。絶妙で正確な位置のまま全然ずれない感じです。正確で綺麗なんだけれども温かくて人間味のある音。楽団のカラーが出ている演奏だと感じました。
一番びっくりしたのはアンコールの闘牛士の歌です。最初何気なく聞いていて、途中で
「これオケじゃないよ!」
と気づきました。それまでずっとオーケストラの音色に聴こえていたんですよ。
ギャルドは本来のクラリネットの音担当とオケのヴァイオリンパート担当とでクラリネットパートが分かれているそうなんですが(なのでクラの人数がすごく多い)ヴァイオリンを担当しているクラリネットの音が弦にしか聞こえなかったんですよね…恐ろしい。
アンコールで5曲もやってくれたのも嬉しかったです。アンコールだけで20分くらいあったのでは?
しかも涙そうそうまで用意してきてるなんて。日本に来てから楽譜買ってさて合わせるぞーですぐ形になっちゃうんでしょうけど、心遣いが嬉しいですよね。
楽器では、クラリネットのほかにはホルンが凄かったです。ディオニソスでのファンファーレっぽい部分の演奏を聴いてぞくぞくしました。あれだけ綺麗で真っ直ぐ大きな音を作れるものなんですね。
かと思うと柔らかい音もホールを包み込むような音でこれまた素晴らしいし。
これだけうまい金管を聴いたのは凄く久しぶりな気が…。木管もうまいしねぇ。ヴァイオリン担当のクラリネット、音のまとまりっぷりが凄かった…。

ナカリャコフくんは何年ぶりに生で聴いたのか忘れてしまったのですが、まず見た目が結構変わっていてびっくりしました。
ヒゲを生やしてて(前は無精ヒゲくらいだったのにね)、髪を少し長めに伸ばしていて、現役最後の頃のアブトさんみたい。30歳と言う年齢相応な外見になってました。
それでもロシア時間はまだ流れていないようでちょっと安心しました…(体型変わってなくて髪もあった)
自分はソリストよりの割と前のほうで聴いていたんですが、後ろの方だとどう聴こえたんでしょうか。自分には吹奏楽相手にするには音量が足りないように聴こえました。
彼がソリストになったのは、交通事故で長いこと座っていられなくなったせいもありますが、確か「オーケストラで演奏するほどの音量がないので」と言っていた気がするんですよね、本か何かで。
なので、オケどころか吹奏楽と共演すると知った時は「音量大丈夫なのかな?」と思ったのですが、やはり少し心もとなかったような気がします。
ただ、ソリストとしては音量が足りないように思うのですが、1stトランペットの独奏部分を受け持っていると考えると今回のナカリャコフくんくらいの音量でも問題ないようにも思います。協奏曲とかじゃないし、今回の彼のポジションは後者なんですかね?
あとは吹奏楽編になっているとはいえ、CDや演奏会で聞いたことがある曲が多かったのが少し残念です。特にホラ・スタッカートはよく聴くなぁ…と。CDになってる曲ならラフマニのヴォカリーズ(彼のヴォカリーズめちゃくちゃ好きです)とか大河の一滴とか聴きたかった気がします。
けれど相変わらず音が柔らかくて綺麗でした。彼もギャルド同様、大音量でも柔らかさを保ったままに聴こえます。
G線上のアリアやホラ・スタッカート、アンコールのヴェニスの謝肉祭では最低限必要な分だけ循環呼吸を使っていたようでした。常人じゃあんなに息が持ちませんね。

今回の演奏会は面白いエピソードが。
G線上のアリア演奏後のナカリャコフくん。
指揮者さんが手拍子っぽい拍手をしていたので観客がつられて会場中手拍子になっていました。クラシックでアンコール催促の手拍子したのは初めてです(普通は拍手)。
何回か目に出てきた時にアンコールでヴェニスの謝肉祭を吹いてくれたのですが、その後も観客の手拍子が鳴り止まなくて。
「このまま楽器持って出て行くとお客さんアンコール吹いてくれると思っちゃうかもなぁ」と思ったのか手ぶらで出てきて挨拶したのですが、引っ込む前にはもう再び会場中手拍子に。
どうやって収拾するのかなーと思っていたところ
「まだ呼ぶのん…?」
と言った感じの表情で、ナカリャコフくんが扉から上半身だけひょこっと出してきたので思わず笑っちゃいました。
しかもその後が面白かった。
ナカリャコフくんは上半身だけ出した後に手ぶらでまたステージ上に出てきてくれました。
するとギャルドのトランペットのおっちゃんがやおら立ち上がり、
「オレっちの楽器貸すゼ!」
とでもいいそうな勢いで、トランペットをナカリャコフくんのほうに突き出してきました。会場中笑い。
ラ・フォル・ジュルネの偽コンマス事件並みに笑いました。おっちゃんノリ良すぎよ!

| ホーム |

blogランキング

クリックしてくださると励みになります~
人気blogランキング FC2ブログランキング

最近の記事

カレンダー

03 « 2017/04 » 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

全記事表示

全タイトルを表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

  • Author:hana
  • 好きなもの。
    ・フィギュアスケート観戦
    ・体操観戦
    ・演劇鑑賞
    ・インターネット
    ・ゲーム
    ・Jeffrey Buttle(ジェフリー・バトル。フィギュアスケート)
    ・Stephane Lambiel(ステファン・ランビエール。フィギュアスケート)
    ・Alexei Yagudin(アレクセイ・ヤグディン。フィギュアスケート)
    ・塚原直也(体操)
    ・野村萬斎(狂言師)
    ・橋本さとし(俳優)

    などなど。

メールフォーム

名前:

メールアドレス:

件名:

本文:

RSSフィード

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

カウンター

since 2006/03/25

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。