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狂言ござる乃座37th

2007/03/31(土) 21:45 野村萬斎

ござる乃座37th番組

投票ご参加くださった方どうもありがとうございます~。
特に、羽田から津軽海峡越えを控えた状態で投票くださった方! その心意気、素晴らしすぎます。
結構飛行機の手配しちゃった人多いのかな。
なお投票エリアの下、丸が3つ並んでいるところの一番左をクリックすると投票せずに結果やコメントを見られるようになっています。

津軽海峡を越えなかった私は、ござる乃座37thを見に行って来ました。
先週まで散々通っていた千駄ヶ谷に、今週もまた行ったんです…(^-^;
千駄ヶ谷駅のホームから、黄色い菜の花と名前分からないけど薄紫のきれいな花と、薄いピンクの桜の花が咲き乱れているのが見えて、それはそれはキレイでした。 この色彩を、来日してくれたフィギュアスケート選手にも是非見せてあげたかったなぁと思います。
東京体育館はあの喧騒はどこへやら、スケート靴オブジェは撤去されブルーのゲートもなく、元の殺風景なものに戻っていました。
各駅に貼られていた巨大ポスターも今は見る影もなく、ちょっと寂しいですね。

さて本日の番組表は以下。

狂言「横座」
牛主:野村萬斎、何某:野村万之介、牛:竹山悠樹、後見:深田博治
狂言「重喜」
重喜:野村裕基、住持:野村万作、地謡:月崎晴夫/高野和憲/石田幸雄/深田博治/岡聡史、後見:野村良乍
狂言「寝音曲」
太郎冠者:野村萬斎、主:石田幸雄、後見:高野和憲

横座は以前も見たことがあります。 多分万作家のものだったけど、配役が違ったかな。万之介さんが牛主だった気がする。
そうそう、万之介さんがお元気そうでほっとしました。

何某が牛を拾い牛を鑑定してもらおうと牛主の元へ向かう途中、牛をなくした牛主と出会い、牛主が「その牛は横座という名で自分の牛だ」と主張する。
「3回名前を呼ぶうち牛が1回でも返事をしたら牛を返す、でも鳴かなかったら世襲的に仕える家来になれ」という約束で牛主は横座の名を呼ぶが2回までは返事がない。
3回目の名を呼ぶ前に惟たか親王・惟仁親王に関わる加持祈祷対決の物語を語って聞かせ、横座の名を呼ぶともーと鳴いたため、牛主が牛を無事連れ帰るというお話。

萬斎さんの語リが、思ったよりもしっかりと聞かせるものになっていて良い意味で驚きました。迫力もあったし。
萬斎さんの謡や舞は好きなんですが、語リは時々不明瞭になることがあった気がするので。
もしかすると語句解説の欄に加持祈祷対決の人物相関図が書かれていたのでより分かりやすかったのかもしれません。
最後に牛主が牛を連れて帰るところ、何某の「そのクツは自分がはかせたんだから返せ!」には笑ってしまいました。
拾った~と思った牛を連れていかれるだけでも悔しい何某、そういう些細なモノだけでも返してほしいと思う気持ちは分かるなぁ。癪ですもんね。
牛主もクツくらい返してあげたらいいのに、返してあげないものだから追って入る最後になっていました。
しかし途中で語り聞かせた加持祈祷対決ですが、慧亮和尚が「自らの頭脳を取って火に投じ祈祷した功により、惟仁親王が帝位に即いた」とはいかに。
語リでも「脳(頭脳、だったかも)を護摩木にくべ…」と言っていたように思うんですが…
もしかしてこれ、何気にホラー…?

重喜も、こちらもどこかで見たことがあります。万作家じゃなかったかな。
法要のため住持は頭を剃ることを思い立ち、重喜にやらせようとしたところ「弟子七尺を去って師の影を踏まず」と教えられた重喜は長い竹の先に剃刀をつけて剃ろうとし、住持の鼻の先を落としてしまうという話。

こちらも何気にホラーで、剃刀シーンは地謡での進行となることで生々しさを消そうとしているんですが、私はやっぱり重喜が危なっかしくて見てられないです。いたーい。
裕基くんは一箇所ド度忘れしちゃったみたいでおじいちゃんにつけられていましたが、それ以外は危なげない進行。
今回見ていて、裕基くんも将来謡が上手くなりそうだなーと思いました。根拠はよく分からないんですが、節回しとかところどころ出来てるような気がして。
「住持もお布施が多いと喜ぶじゃないか」とか「機嫌が悪いと咎もないのに自分をしかる」とか正直にずばずば言っちゃうところが子供らしくてかわいい。大人だと随分芸を極めてからでないと出来ない役なんでしょうね。

寝音曲は万作さんシテで2回ほど見ているので萬斎さん不利。
通りすがりに太郎冠者の上手い謡を聞いた主人は太郎冠者に謡を所望するが、毎回謡わせられてはたまらない太郎冠者は酒が入らないと謡えないだの女房の膝に寝ないと謡えないなどと逃れようとする。
主人はいぶかしがって座ったままや立ったまま謡わせるが太郎冠者は酷い謡しか謡えないので、結局主人が酒を出して女房の代わりに主人の膝を使うことで太郎冠者は謡わせられる。
そのうち興がのってきた太郎冠者は主人に身体を起こされても上手いままの謡を謡い続け、挙句の果てには謡いながら舞い出して主人が追って入るという話。

上手く謡う謡と下手な謡の差がもう少し出るといいかなぁと思いました。
あとは、主人の膝で寝て謡う時に身体を起こされたり寝かされたりするのに合わせて上手い謡になったり下手な謡になったり変化するのですが、そこがもうちょっとスムーズに移行できるといいかなと。
万作さんの場合はかなりスムーズなので余計に面白いんですよね~。
今日の公演では、途中に出てくる小舞は「海人 玉ノ段」ではなく「咸陽宮 琴ノ段」に差し換わっていました。
「萬斎でござる」のよると他の連吟や小舞で演目が重なった際に変更されることがあるそうなのですが、前回上手くいかなかったのでリベンジの意味合いも兼ねてそうしたのだとか。
咸陽宮は争いごとの謡で横座の語リと似た感じがするので、個人的には元の海人の方がいいかなと思いましたが、謡い出しが「花の春の琴曲は」なのでこの季節に合わせたのかもしれません。

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