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新春名作狂言の会

2007/01/26(金) 00:03 野村萬斎

新春名作狂言の会番組表

24日は新宿文化センターに新春名作狂言の会を見に行って来ました。
去年はチケット発売日をうっかり忘れていて行けなかったので、2年ぶりです。
この会は東京の野村万作家と京都の茂山千五郎家が1曲ずつ狂言をやるんですが、狂言には茂山千作&野村万作両師が出るし、狂言に入る前に野村萬斎&茂山千三郎の解説と小舞の相舞が見られるのでいつも楽しみにしています。

解説
野村萬斎、茂山千三郎
素袍落
太郎冠者:茂山千作、主人:茂山千三郎、伯父:茂山千五郎、後見:島田洋海
二人袴
親:野村万作、聟:野村萬斎、舅:石田幸雄、太郎冠者:深田博治、後見:月崎晴夫

解説でまず出てきたのは千三郎さん。
1曲目に千三郎さんが出るんで、先に解説をして途中で萬斎さんも混じって、一緒に相舞をしたら千三郎さんが準備に下がって萬斎さんの解説、という構成でした。
今回が10年目となる新春名作狂言の会、今年の番組は第1回目と同じなんだそうです。
萬斎さん、もう聟は…と言っていたみたいです。もう40っスからね…。
また舞台上には仮設の舞台がありその後方に注連縄が飾ってあったのですが、それに関する話がありました。1月中は正月といっていいかな、ということで飾られたみたいなんですが、
「皆さん正月の飾りは7日まで飾られると思うんですけど、京都は15日まで飾るんですよ。というか昔は皆15日までだったみたいです」
とのこと。へー。
「最近は15日まで正月というのもゆっくりしていていいかなと思うようになりましたけれども、…といいつつ正月から仕事してるんですけどね(会場笑)」
お疲れ様です…。京都は神社が多いから奉納狂言とか大変らしいですね。しかも舞台は屋外。
「三番三が(奉納狂言に)出た時に雪が降っていて、(ずっと舞台上で動かずに待っていた)面箱持の逸平が凍ってた」とか、以前なんかの会で言っていらしたような(^_^;
しかも茂山さん、奉納狂言だけでも大変なのに天空狂言とかもやっていますものね。元日から。自分で自分の首を絞めてますよ確実に…
また千三郎さんは前日まで渋谷で仕事をしてらしたそうです。で萬斎さんは岡山で公演があったそう。千三郎さんは萬斎さんが関東に帰ってきた途端に入れ違いで今日帰るとか。
また、素袍落については難しいとおっしゃってました。この曲は千作さんの十八番ですが、千三郎さんとかがやるとまだまだ、とのこと。

この辺で萬斎さん登場。
千三郎さんから、「関東の万作家が関西に行って公演したり、また京都の茂山家が関東に来て公演したりするけど何か変えてますか?」みたいな質問が。
10年位前だと関西に行くと笑わせないといけないような気がしていたけど、今は特に気にせず、うちはうちでいいのかなぁと思っていつもどおり演じているそうです。
千三郎さんも昔は構えていたらしいですが、最近は普通にやっているとか。昔は今ほど関東の家が関西に行ったりまたその逆もなかったからねー、とのことです。

今回の相舞は「雪山」。
両家で節回しなんかが違うので、「気持ち悪くなると思います」ということでした。
なるほど、舞も違うんですが節回しが結構違いました。移るタイミングは合っているけど音の高低が全然違ったり、音の高低は一緒でも移るタイミングが違ったり。
違うところの方が多かったんですけど、数箇所だけ節回しも舞も同じになるところがあって、千三郎さんも「あっここ一緒なんや」とか思っていたそうです。でも一緒になるとつられそうになるので危ないのだとか。
雪山の後千三郎さんが退場、萬斎さんは
「やっぱり千三郎さんはお話が上手いですよね。さすが京都FMのDJをやってらっしゃるだけある」
とかいいつつ二人袴の解説。
聟の方は紅白の段熨斗目を着て出てくるのでおめでたい感じがするとの事。続けて
「頭の方もおめでたいんですけどね」
とか言っちゃうところは萬斎さんらしいです(^_^;

…1日立つと結構忘れてしまいますね。

狂言「素袍落」。
千作さんの舞台を見るのはとても久しぶりだったので、足腰とか大丈夫かな…とちょっと心配でした。
確かにまた少し弱くなられたかなーとは思いましたが、狂言のほうは全然変わらず。
主人の伯父のところに伊勢参りのことを報告に行き、伯父からお酒を注いでもらいどんどん飲んで酔っ払っていくんですが、この酔っ払い方がもー、上手すぎです。
最初の方は伯父と普通に話をしながらお酒の飲み方も行儀よく飲んでいるんですが、だんだんろれつが回らなくなって何度も同じ事言う様になって、お酒の飲み方もだんだんぐだぐだとしてくる。
お酒を飲みたいだけ飲んで伯父から素襖も貰って機嫌よく帰ってくるのに、素襖を落としそれを見つけた主人に隠され、素襖がなくなったと気づいた途端に顔色が変わってあちこち探しはじめ、見つからないものだから機嫌がどんどん悪くなってくる。
このだんだんと様子が変わってくる様が自然でかつ本当に面白い。
千作さんシテでの素袍落は何度か見ていますが何度見ても飽きないんですよね。太郎冠者かわいくって。
普通の役者は狂言を演じているのに、千作さんは千作さん自体が狂言だから反則。
そうそう、千三郎さんの解説で「(普段の)千作はあのまま酔っ払っていきます(笑)。あの調子のままです(笑)」とかおっしゃってました。千作さんと一緒にお酒飲みたい!
あとは伯父の千五郎さんの太郎冠者に対する超冷静なツッコミがおかしいです。完全に酔っ払った太郎冠者と、素面伯父のテンションのギャップがおかしすぎです。

狂言「二人袴」。
こちらも何度か見たことがあります。最近見たのは萬斎さんが親で遼太くんが聟だったんですが、たしか萬斎さんが聟やったのも1回くらいは見たことがある気がします。
この曲はお客さんウケまくってました。
1着しかない袴を裂いて前にあて、後ろを見られないように進む聟がおかしいんですよね。親も前だけに当ててるんで後ろを見られないように進むんですが、聟はそもそも「袴をはいたことがない」人なので、普通の袴はいて歩くところからおかしいのですよ歩き方が。
それが前だけの袴をはいて歩くもんだから余計におかしな歩き方になってくる。しかも聟が横を向いたりすると、客席から袴に隠された部分が丸見えになる。
普通の袴の時から笑ってたお客さん、前だけ袴になってからはもー爆笑になってました。
私も笑ってたんですけど、個人的には万作さんの親が、舅・聟・親の相舞になった時に後ろを見られないように舞うところで大ウケしてました。
だって、それまでの親は後ろを気にしつつも普通の歩き方だったのに、舞の時はチョコチョコと超すばしっこい歩き方になるんですもん。万作さんが真面目な顔で足を高速回転ですよ。そりゃーもう笑いますよ。
舅の石田さんは笑いが明るく豪快だから、はまり役だなと思いました。
袴に後ろがないのを太郎冠者から教えられた舅が二人の後姿を見て笑うんですけど、嘲笑とかじゃなくてすごく温かい笑いなんですよね。
人の失敗を見て笑っているという感じではなく、聟入りの日がめでたくて笑っていると思わせられる笑いでした。

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