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新宿狂言vol.13 - 落語もとねた狂言会

2006/12/17(日) 02:53 野村萬斎

新宿狂言vol.13番組表 ロビーはこんな感じ

グランプリファイナル開催中ですが、スペース・ゼロまで新宿狂言vol.13を見に行って来ました。
今回は「落語もとねた狂言会」ということだからか、ロビーは写真2枚目のような感じで演目と出演者が書かれていました。その脇には提灯がたくさん。
会場に入ると、右側の橋掛かり(?)に寄席で置いてある演目をめくって表示するものが置いてありました。
今日の曲目は以下。


野村萬斎
独・素狂言「痺」
野村萬斎
狂言「鏡男」
夫:石田幸雄、鏡売り:高野和憲、妻:深田博治
狂言「骨皮」
新発意:野村萬斎、住持:野村万作、檀家:破石晋照、檀家:月崎晴夫、檀家:深田博治

枕。解説でした。
まず後見の時田さんが出てきて紫の座布団を1枚舞台上に置いたので、お客さん笑ってました。普段狂言は座布団になんて座らないから、いかにも寄席です。
そして萬斎さん登場。
今回の会場はホールに能舞台を仮設しているのでいろいろなものが実際の能舞台とは違います。 私は脇正面の位置から見ていたので舞台裏が良く見え、聞こえました。その中でも幕が良く見えたのですが、今回は横開きの幕に暖簾?がかけてありました。
幕が上じゃなくて横に開いて、そして右手で暖簾をよけるようにして出てきた萬斎さん。いつもの出方とあまりに違うんで面白く、つい声を出さずに笑ってしまいました。なんか、暖簾をよける姿が
「今帰ったぞー」
とか
「おっちゃん熱燗1本ねー」
とか言いそうな雰囲気に見えておかしかったんです。
客席の方を向く直前、萬斎さんに一瞥されてしまったような気がしますが、悪気はありませんでした。ごめんなさい。
解説では、万之介さんが体調不良で配役が変わったことを謝っていたのですが、

「ギャンブル好きが高じて舞台までギャンブルになってきまして(笑」

なんて言って笑いを取っていました。
そんなこと言って、後で叔父様とお父様にダブルで怒られても知りませんよ…。
万之介さん、時々体調が悪くなられるそうです。
「年の瀬が近づくと1年の疲れが出てくるのか…」
みたいなことも言っていましたね。まぁそんなに酷い体調不良ではないようで、少しほっとしました。
私が行った会で代役が立ったの、これで2回目なのでちょっと心配していました。
15日の会の1時間前に知らされたそうで、15日は萬斎さんが1時間で鏡男の夫の役を覚えなおして出たんだそうです。16日は石田さんが夫で初役だったんだとか。
「狂言は(型とかが決まっているから)何とかなるんですねー」
と言っていました。
独・素狂言の解説では去年だったかな?の横浜にぎわい座での舞台(私は行ってません)でやった独・素狂言に触れていらして

「落語は1人でやるように考えられてるからいいんですが、狂言は元が2人とか3人でやりますからね。1人で全部やろうとすると掛け合いになるところで息が続かなくなって酸欠になって頭が真っ白になって、そして間違えました」

間違えたのかよ!(-_-;

あとは鏡男の解説で
「私は仮面ライダー世代なもので…(中略)…『ミラーマン』なんてのもいたんですよ」
なんて言っていたんですが、私的に「ミラーマン」と言ったら手鏡でスカートの中覗いた某U教授しか思いつきませんでした。
ジェネレーションギャップか…
あとはそうですねー、普段舞台上で座布団に座りなれていないからか、何回も座りなおしていたような。

独・素狂言「痺」は演じるの10歳以来かも、と言っていました。
「だから間違えるかもしれません(笑」ですって。こらこら。
私も痺は子供がやってるのしか見たことがなかったので、四十路の萬斎さんの痺は面白かったです。
手を取って起こされるところや飛び跳ねるところがあるので、座布団の上でどうやるのかなーと思って見ていたのですが、立ち膝になったり、座布団に手をついて飛び跳ねたりして座布団からはみ出さずにうまーくやっていて感心してしまいました。
ちなみに酸欠にはなっていなかったようです(^_^;

「鏡男」は落語「松山鏡」のもとねた狂言で、「骨皮」は落語「金明竹」のもとねた狂言。
どちらも新宿狂言だけあって、照明やセットを使ったものでした。
特に面白いのは出方ですね。普通能楽堂だったら向かって左にある橋掛かりから出てくるものと決まっていますが、今回は舞台中央後ろにふすまがあって、鏡男の鏡売りや骨皮の新発意・住持はふすまから出てきました。
特に鏡売りは座った状態でふすまがあくだけという感じ、動かずに舞台上に出てくるのが狂言としてはすごく新鮮。
私がいた脇正面の席は舞台にも橋掛かりにも近かったので、役者の声がぶつかってくる感じで強烈でした。
破石さんが一番声が大きくて、かついい声だったかなぁ。破石さん最近どっしりしてきましたね。髪は坊主の時からだいぶ伸びてきていました。元に戻った感じ。
個人的には骨皮が面白かったです。
新発意が天然っぽく見えるんですが、実はあれ計算だったりしません?
最後に住持の色事(隠居するくらいの年なのに)を暴いちゃうところとか、ちゃっかりしていると言うかしっかりしていると言うか。
萬斎さんはこの役似合いますね。

骨皮が終わってから時田さんが出てきて、右側の橋掛かりにある演目表示の紙をめくろうとしたので
あれ?終わりだよね?なんて思っていたところ、いざめくってみると
「よいお年を」
と書かれていました。
今日で狂言納めです。来年もまた良い舞台・野村萬斎らしい面白いアイディアを見せて欲しいなと思います。

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