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ござる乃座35th

2006/03/30(木) 01:11 野村萬斎

今日は代休を取れたのでゆっくりしていたのですが、午前中TVをつけていたら「暴れん坊将軍」をやってました。
江戸城天守閣がのっとられるという話で、特別編?だったのか2時間くらいの長いもの。
やっぱり上様かっこよすぎ~殺陣上手すぎ~高島礼子毅然としててかっこいい~とか思いつつ見ていたら、最後に悪人を捕まえるところがいつもと違っていて少し驚きました。
普通だったら上様が峰打ちで斬って終わり(捕縛になる)じゃないですか、でも今日は上様が峰打ちで斬った後に「成敗」って言って、そばにいた忍びが斬りつけていたんですよ。
これって…斬り殺したっていうことでしょうか? こういう成敗の仕方って暴れん坊将軍ではよくある?
暴れん坊将軍にしろ遠山の金さんにしろ、悪人は峰打ちのみで斬らないんだと思ってました。

ござる乃座35thパンフ

午後は宝生能楽堂までござる乃座を見に行って来ました。

井杭
井杭:野村裕基、何某:野村万之介、算置:野村万作、後見:野村萬斎
六人僧
参詣人:野村萬斎、参詣人:石田幸雄、参詣人:深田博治、妻:高野和憲、妻:竹山悠樹、妻:月崎晴夫

パンフレットの表紙、どっから見ても陰陽師っぽいのですが最初意味が分からなくて「ん?映画陰陽師から●周年記念とか?」と思ってしまいました。
中にあった「萬斎でござるXXXV」を読んだら、井杭の算置=陰陽師ということが書かれていて納得。
パンフ内の写真は、子供の頃に萬斎さんがやった「井杭」と前回公演の「通円」。 いつもどおり演目解説と語句解説が載っていて、また松岡和子さんが「敦」について書かれた劇評(芸術新潮のものに加筆したものだそうで)も載っていました。
「萬斎でござるXXXV」では息子の裕基くんが井杭を初演すること、陰陽師撮影時に算置=陰陽師と指摘を受け初めて気づいたこと、六人僧はシェイクスピアの「まちがいの喜劇」ひいては「まちがいの狂言」に似ていて最後はガンダーラみたいだということ、「敦」で第40回紀伊国屋演劇賞と第5回朝日舞台芸術賞を受賞したこと、敦は見る人によってまるで評価が違うのが印象的だったということ、敦を今年9月に再演することなどが書かれていました。

まず「井杭」。
裕基くん、ちっこいけどすっかり役者さん。とても堂々としていて頼もしく、また台詞を忘れたりすることもなく動きも完璧に近かったと思います。
子供らしいところと大人びたところが混在していて「裕基くん今いくつだっけ?小学校入ってないよね?」とこっちが戸惑ってしまいます。
今日は3日間あるござる乃座のうち最終日だったのでだいぶ慣れてきたのかな?
後見座でオヤジ殿が目を光らせていましたが、きっと安心したんじゃないかなと思います。
目を掛けてくれている何某がなにかと井杭の頭を叩くので、清水の観世音に参詣した際にもらったかぶると姿が消えてしまう頭巾を使って何某や何某が井杭を探すために招き入れた算置にいたずらするというストーリー。
姿を消した井杭が何某や算置を代わる代わる叩いて、何某は算置が、算置は何某が自分を叩いているのだろうと勘違いし取っ組み合いのけんかになるのですが、万作万之介兄弟がつかみ合ってるのはおかしかったです。
算置が「今日は3月29日、もう戌の刻にもなろうかの」でしたか、現在時刻を言うところがあって単純に面白いです。普通の狂言では台詞が変わったりしないですからね。
裕基くんは算木を1個落としちゃったのだけがミスだったでしょうか。 でも1個足りなかったからといって問題になるような場面はないので最後に後見が片付けて問題なしでした。
算木を投げたら相手に当たらず見所に飛んでっちゃったとかだとちょい問題かもしれませんが、そうではなかったのでね。

次は「六人僧」、初めて見ました。
最初のほうは狂言らしい大胆さで悪い冗談ながらとてもコミカルなのですが、最後は仏教色が強く「現代でこんなことやったら大団円にはならないよなー」というお話でした。
「絶対に怒らないようにしよう」と約束しあった参詣人3人が参詣途中でちょっと休むと、そのうち一人がぐっすり寝込んでしまう。 残り二人はいたずらで髪を全部剃ってしまうが、約束のため怒ることが出来ず、代わりに報復を思いつく。
二人の妻に会い、二人が溺れ死んじゃったんで僧になったので二人も尼になりなさいと尼にしてしまい、また参詣から戻った二人に会うと、妻たちは二人の浮気の讒言を聞き刺し違えて死んだと言い二人も僧になってしまう。
そこに最初に頭を剃られた男の妻がやってきて…というストーリー。
いきなり「寝込んでるからいたずらで髪の毛剃っちゃおうよ」というのがあまりに大胆ないたずらでびっくりしてしまいました。でもこういう「ありえないよ!」ってところがとても狂言らしい。
しかも「下になってるほうが剃れないよ」「じゃあ耳に水入れようよそしたら寝返りうつだろうから」なんて凄過ぎですよね。耳に水なんて病気になったらどうするんだよ!と突っ込みながら見てました。
耳に水入れた後、ささっと戻って寝たふりしたりするところがあまりに機敏で面白かったです。
髪の毛剃られた男がつく嘘もねぇ…「死んだから」ってホント悪い冗談ですよ。
男3人女3人皆出家する羽目になっちゃって、仏教信仰の篤いあの時代だからこその大団円ですよね。
あーでも違うのかなぁ、最終的にはお互いがお互いのことを想って出家していると分かったからこその大団円なのかもしれません。

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