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野村萬斎「狂言劇場その参」

2006/03/05(日) 01:40 野村萬斎

狂言劇場その参パンフレット

久しぶりに野村萬斎さんの舞台を見に行って来ました。「狂言劇場」Bプロ。
最後に萬斎さんを見たのが去年の12月「至高の華」らしく、なんと約2ヵ月半ぶり。
最近記憶力悪くて、茂山家との共同解説が面白い1月の新宿新春狂言会とかまでチケット取り忘れたんで、すごく間が開いてしまいました。
逆に今月はもう1回狂言劇場(Aプロ)、そしてござる乃座があるため3回舞台に行く計算です。極端だー。

さてまず今回の狂言劇場、パンフレットがなかなか良いです。
B5・36P・1000円。 …これだけ見ると「高いよ!」と思うかもしれませんが、紙が結構しっかりしてるし対談もあるし曲や語句の解説があるし何と言っても写真が多くて質がいい。
背景が漆黒である実際の舞台を想定してか、背景そして床まで黒い中で撮られた写真の数々。
黒は静・停滞を想像させる色だからか、それとも役者やカメラマンの力量なのか、色とりどりの装束をまとった万作萬斎の写真からは舞台での躍動感が伝わってきます。

そしてこのパンフの写真を見ていてちょっと気づいたことが。
私の野村萬斎のイメージ=野村萬斎の右目のイメージなんですね、きっと。
以前、舞台「RASHOMON」を追った野村萬斎のドキュメンタリー番組だったかで、萬斎さんが眼帯を右と左とどちらにつけるか思案していたシーンがあり
「僕は左目がちょっと怖い感じなんですよね。で右目がおどけた感じ」
みたいなことを言っていました。
萬斎さんの左目はちょっと細くて鋭い。右目はもっと縦に開かれていて表情がくるくる変わる。
舞台での表情や雑誌の写真で見る萬斎さんは、本当にいろんな表情を見せる。普通の人ならしないような表情をたくさん。
「ヘンな顔」だけどそれだけじゃない。これ以上ないくらいの愛嬌と言うか、なんと言うか…。
そのおどけた表情の中にこそ野村武司が野村萬斎である理由があるような気がする。
…なんだかよく分からないですね。
そうそう、パンフレットで万作萬斎二人が並んだ写真があったんですが、まじまじと見てみたら万作さんも左目のほうが細いように見えました。
萬斎さんは万作さんにそんなに似てないよなーと思っていたんですが、両目は父譲りなのかもしれませんね。

あと、パンフの一番最後にTOKYO FMからこんな宣伝が入っていました。 私は萬斎さんの声が大好きなんで、対応機種をお持ちの方が羨ましいです(私WILLCOMなんでムリだ多分…)

TOKYO FM携帯音楽サイト「MUSIC VILLAGE」で、『狂言劇場』特集を展開中!
演目紹介や公演概要はもちろん、野村萬斎の狂言着ボイス(有料)も配信しています。

さて公演の感想。
「能楽囃子」は初めて聞くものだったと思います。 私あまり能見に行かないので分からないんですが、かなり長い曲でした。
小鼓・観世新九郎さんの短く気合が入った声って初めて聞いたかも。 「いよおぉお~~~っ、ほおぉお~~~っ」と言う感じのイメージしかなかったので新鮮でした。

「瓜盗人」は実はちゃんとした狂言は初見かもしれません。 電光掲示狂言会でのパフォーマンス(横置きされたケイジくんに「瓜」「瓜」って出るやつ)でしか見たことがないかも。
瓜を盗む型って結構体力使いそうですよね。石田さん大熱演でした。
「空吹」の面で作られたかかし、愛嬌があってよいです。 空吹を使うのは、やはりかかしが人間を模したものだからなのかな。「嘘の人間」。

最後は「悪太郎」。これかなり面白かったです。
まず、瓜盗人では左右2本だった橋掛かりは中央にも出来て3本に。黒背景により奥行きを感じさせる舞台でした。
そして萬斎悪太郎のいばりっぷりが滑稽で思わず突っ込みを入れたくなります。 おじさんに向かって「注ぎゃっしゃれ」ってアンタ何者。
酒が入った後は、あんなに威張ってた悪太郎も結局はタダの酔っ払いに。それさっき言ったよアナタ。
そんな悪太郎が道端で寝ちゃった間に髪と髭剃られた後、「南無阿弥陀仏」と唱えながら万作僧が現れたのは中央橋掛かり。
スポットライトが強めにあてられ、とても印象深かったです。
そしていきなり雰囲気が一変。自分の名前を呼ばれていると思った悪太郎は「南無阿弥陀仏」と僧が言うたびに「やぁ」と返事をする。
僧は「こりゃキチガイだなー」とか言いながらも面白いんで踊念仏で悪太郎をからかって二人で踊る。
小舞は万作家の十八番ですね。 しかも万作萬斎親子コンビときてしまったら息もぴったり型も綺麗で感心するしかないです。
最後にも小舞が入るのですがやはり美しかった。
万作さん曰く「狂言は一に美しく二に綺麗で三に面白い」でしたっけ、万作家の神髄を見た舞台でした。

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