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6/1「ルドルフ」千秋楽を観に行ってきました。
ルドルフ…井上芳雄、マリー・ヴェッツェラ…笹本玲奈、ステファニー…知念里奈、ラリッシュ…香寿たつき、フランツ・ヨーゼフ…壌晴彦、ヨハン・ファイファー…浦井健治、ツェップス…畠中洋、ウィルヘルム…岸祐二、エドワード…新納慎也、ブラットフィッシュ…三谷六九、ターフェ…岡幸二郎
2回目の観劇でしたが、1回目でストーリーが分かったので今回は細部まで観ることが出来ました。
革命派が出てきてすぐの頃、革命派に潜り込んだスパイがターフェのスパイとコンタクトとってたりとか。前回は上手側で観たので気づかなかったのか、それとも岸さんとルドルフに注目してて全然見ていなかったのか…
また、細部まで観れたために少し感想が変わりました。
エリザベート観てたりハプスブルク家について調べたりしていれば1回目から今回の感想になったんでしょうけど…
ルドルフ、やっぱりちょっとお馬鹿すぎますね。
1回目観た時はちょっとはルドルフの気持ちも分かるというか、周りが助けてあげてもいいんじゃないかなと思ったんですけど。
フランツの「どうして教えられたように生きられんのだ!」みたいな叫びに「…お行儀よくしていればよろしいんですか」だったか頓珍漢な答えを返したのを聴いて、「あぁ…、こいつは、やっぱりダメだ」と。
フランツの絶望にも近いはがゆさが分かってしまったような気がしました。
政治家としての答えじゃなく、子供が親に反抗するための答えとしてもあまりに幼い。
崇高な思想と稚拙な行動力とでもいうか、を持ったがゆえに皇太子としてのルドルフは崩壊していかざるを得なかったのでしょうね…
で結局は「ルドルフは皇太子なんかに生まれなければ良かったのにねぇ…」になってしまいます。
こういう難しい役を、井上さんはよく演じてらしたなーと思います。感情移入もしにくいだろうし大変ですよね。
ただそれと同時に、列車に乗らず戻ってきたマリーとルドルフの姿を見たブラットフィッシュの演技に泣かされました。
本当に嬉しそうな笑顔を浮かべて、力強く2回ほどうなずいて誰か来ないかを見張りにいくのか足早に去っていくブラットフィッシュ。
心から愛し合う者同士が再会できた、余計な考えを一切入れずに見ればそれはこの上なく喜ばしいことなのに、自分は「妻子ある皇太子ルドルフの行動」として見てしまってどうしても手放しで祝福できない。
ブラットフィッシュもルドルフの友でありつつも、皇太子としてそれ以上進んではいけないとこれまではやんわりと止めてきた。
それがこの再会の時だけは親友として二人の再会を心から喜んでいた、それがまるで自分の代わりに二人を祝福してくれているような気がして、二人に対する罪悪感といったら大げさだけれども心の重荷が少し軽くなったような気がしたんですよね。
カーテンコールでは皆さんから挨拶。
やっぱり面白かったのは浦井さん。愛すべきカッパたんのグダグダ挨拶。いいですねー。
井上さんに「そこの緑の人」と指名されて「緑です。…カッパです」と抵抗もせず話し始める浦井さん、可愛すぎです。
新納さんは今日も「トークショーのためにキャスティングされました」と言ってました。出番少ないの相当根に持ってませんか。
「次はどうにかして二人の心中を止めます」だそうです。再演が楽しみですね〜。
そうそう前のトークショーで岡さんに「吊るすよ?」と言われた新納さん、千秋楽で吊るされてたらどうしようかと思いましたが吊るされてませんでした。良かった良かった。
壌さんはどんな挨拶になるんだろうと興味津々だったのですが、井上さんに怒ってばかりで気持ちよかっただか楽しかっただかと笑いを取ってました。いい声で笑いを取る、素晴らしいです。
またこの時の井上さん、ブーッと噴いたのですがこれがまた絶妙でより面白かったです。さすがはトークが上手い井上さんでした。
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