四大陸選手権4日目終了、フジの放送を見ました。
男子シングルFSと女子シングルFS、バトルくんとロシェの仲良しコンビが二人とも結構良い出来で良かったです。
二人とも最後のほうのジャンプ以外はほぼまとめて、かつ彼らの表現したいものが伝わってくる演技だったと思いました。
女子シングルは特になのですが、スケーター自身の表現したい方向性や意志が伝わる演技をする選手が少なく、どちらかと言うと振付師の言うとおりに振付師の意志のままに動いているように見える選手が多いような気がするので、優雅だったり強さだったり表現したいものをしっかり表現出来る選手には心を動かされます。
ロシェはジャンプの調子も良かったですよね。特に最初のほうのジャンプは高かった!
またウズベキスタンのGIMAZETDINOVA(ギマゼチノワで読み方合ってる?)からも表現する意志を感じました。彼女はジャンプやスピンなど各要素で取りこぼしがある演技でしたが、表現したいものが伝わる演技だったと思います。
村主章枝選手と同じ27歳と言われるとなんとなく納得です。ベテランならではの表現力かなと思いました。
あと話が戻ってバトルくんですが、衣装は個人的にはあまり好きではないかな。嫌いでもないですが。07世選や07JOで着ていた衣装のほうが好きですね。ベストがあまり好きなデザインでないのかな。
3Aコンボがきっちり入ったのは良かったです。ずっと、3Aの調子があまりよくない印象があったので。
3A-2Tだとちょっと物足りない感じもしましたが、今後も4回転ジャンプに挑戦していくつもりならこの構成のほうが良さそうかなーと思いました。チャレンジしないとしてもザヤックとか考えるとこのままで問題ないとは思うんですが。見栄え的にはやっぱり3-3。
あ、そういえばバトルくんカメラに向かって客いじりしてましたね、珍しい。歓声が面白かったんだろうな~。
点数が出た時の「えええっ?」という感じのオーバーアクションもマンガに出てきそうな感じで面白かったです。
他の選手の感想。
中庭健介選手は、全日本で泣いている姿を見て思わずもらい泣きしてしまいました。こんなに負けて悔しかったことはないって…そうだろうなぁ…
演技は右膝の怪我のためにジャンプの調子がとても悪そうでしたが、FS後にオリンピックにかける意気込みを聞くことが出来たのはとても頼もしかったです。中庭くんや村主さんのようなベテラン選手が現役で頑張っている姿を見るたび、自分にもやる気が沸いてきます。
村主章枝選手もジャンプの調子が悪い試合が続いていますけれど、今回は苦手な3Sが決まりましたね。ランビエールの3A並みに感動しました。
@niftyのblogを読むと彼女もいろいろ考えてしまうことが多いようで気がかりですが、少しでも長く現役選手として競技会での姿を見続けられたらいいなと思います。
浅田真央選手はSP・FSともに回転不足なジャンプがあったのは残念でしたが、どちらも大崩れなしと調子が良さそうなので世界選手権が楽しみです。
FSの衣装は今回のほうが好きです。今回の衣装ではレオタードのカットを変えましたね(オヤジくさいがちょっと気になった…)。
男子女子の放送を見て、韓国のファンも日本のファンと同じように女子より男子シングルのほうがエキサイトするのねーと興味深く見てました。
日本も韓国も女子選手に有名な選手がいるんですが。今回キム・ヨナは欠場だったので彼女のファンが会場に少なかったのかもしれませんけど…
男子シングルってスケーター自身の表現したい方向性や意志が伝わる演技をする選手が多くて、個性的で楽しいんですよね。上位陣皆毛色が違うんですもん。
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