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日曜日は映画「イングロリアス・バスターズ」を見に行ってきました。
タランティーノ監督の映画を見たことはなく(普段映画自体めったに見ないからね)、初めて観たんですが、予想と違っていてあれ?という感じでした。
CMを見て「ナチス全員討伐するぜー!」って感じで、ポップで勧善懲悪っぽく、ナチスをばっさばっさと三国無双みたいに倒していくような映画なのかなと思いましたが、違いました。
敵味方ともにかなり人が死にますが、爽快感はあんまりない感じ。
ブラピが主役と思っていたので活躍するんだろうなーと思ったらほとんど活躍しないし。最後は映画館に戻ると思ったのに…
ショシャナとマルセルの恋人二人で映画館燃やしただけで十分ナチス殺せたんじゃない?と思うので、なんつーかバスターズは賑やかし(意味が違う)って感じ?
ナチス側には非常に狡猾、頭が良い人がいて取引が非常に面白かったです。
ユダヤ・ハンターのランダ大佐と、酒場でアクセントの違いを見抜いた息子が生まれたばかりのナチス兵士、同じくアクセントと「3」の示し方の違いに気づいたヘルストロム。
この人たちとショシャナやバスターズやアメリカ側の人間とのやり取りは、緊迫感があってよかったですね〜。
特にユダヤ人をかくまっているフランス人男性と冒頭非常に緊迫感のある取引を行ったランダ大佐は「食えない」感じでよかったです。
それに対してバスターズは皆さん抜けている。女優含めて。
酒場の人間が1人以外全員死亡するような乱射戦やっといて、逃げる時に靴や自分の名前の書いた布?などの証拠品を持って帰らないレインとハマーシュマルク。
おかげで映画館でランダ大佐に会った瞬間にバレバレ。
こういう人たちがスパイとかやっちゃダメなんじゃ…
レインたちは英語以外ほとんどしゃべれないし。だから地下酒場での談合にもレインたちは入らなかったんでしょうけどね。話せないから。
ハマーシュマルクが地下の店を指定する時点でもうダメですよね。
ナチス側の緻密さとアメリカ側のずさんさの差異が際立っていましたが、これが目的だったんでしょうか?
あとは伏線が少なすぎるのか、ナチスの映画が始まってからは「?」と思うところも多数。
何でバスターズの2人が場内を抜けて、ヒトラーが出てきた部屋に向かったのかとか。ヒトラー既に映画見ながら大爆笑だったのに。
あとショシャナが映画館燃やした時、バスターズの2人はなんで映画館が燃えてるのか全く疑問に思わず銃乱射してるのかしらとか。
最初は扉の前で銃乱射していながら、いつの間にか2階にあがり、上から銃を撃ってるし。
「鳥の巣」からアメリカ人を撃ちまくった狙撃兵の映画にかけて上からナチスを撃っているのかなと思いましたが、足首につけた自爆用時限爆弾を有効に使うならナチスの真ん中に居た方がよかったのでは?って思うんですよね。
上から撃つなら、爆発直前に爆弾をナチス達の真ん中に放り投げたらよかったのにーとか。
バスターズは皆お馬鹿なのであんまり考えてませんでした、ってことで片付けられちゃうのかな?
ランダ大佐も可哀想に、アメリカ上層部とは上手く取引して自分の身柄の安全を確保したはずなのに、レインたちがおばかだから完全には上手くいかなかったし。
どんなに上手い策を考えても、相手がお馬鹿だったら通じないから注意しなさいよーという教訓でしょうか。
映画は結構グロく、苦手な人は見ないほうがよさそう。
バスターズは殺したナチス兵の頭皮をはぐんですが、これは討った武将の生首ぶら下げてた日本の戦国武将をモチーフにしてるのかなと思いました。この監督さん日本好きですし。
ショシャナ役のメラニー・ロランがすごく美人で素敵でしたー。
ヘルストロム役のアウグスト・ディールが素敵なオジサマでした。33じゃオジサマって歳でもないか、すごく落ち着いて渋い役だったのでオジサマに見えたのかしら。
ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの演技は結構好きです。CMで「that's so bingo-!」ってニヤニヤしてるのを見て、これきっと面白映画だよねーと思ったんでした…実際には全然そういう場面じゃなかったわ。
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