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男子シングルFSの感想です。
いやー今日は仕事にいったのはいいんですが、仕事になりませんでしたよ…
blogのアクセス数も、カウンタが昨日の23時から17時くらいまで繋がらない状態だったにも関わらず、17時以降だけで550近く回っているのにびっくりしました。ユニークアクセス数なのに。
女子シングルの日のアクセス数が怖いわ〜。
男子シングルFSの結果は以下です。
http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/men-free-skating_fsm010101eh.html
■トマシュ・ベルネル(CZE)
彼は4回転の成功率は何気に高いですよねえ。
しかしやっぱり、他のジャンプのミスが出て、今回はステップのミスまで出てしまいました。
スピンでもレベルの取りこぼしがすごく多いです。
それよりなにより、途中で諦めたような演技になってしまったのが一番残念です。最後までひたむきに頑張るトマシュを見たかった…
今季ほとんどいい演技を見ていないですね。このまま引退して欲しくないな。
■ボーン・シプール(CAN)
うーん、カナダでのオリンピック、彼の素晴らしい高さと迫力のある3Aが決まらなかったのがとにかく残念!
最後まで力を出し切ったなーって思うんですけど、やっぱり彼の3Aを披露してほしかった〜
SPでも3A失敗しているのが残念。ホントに残念。
■アドリアン・シュルタイス(SWE)
またまたクワド成功!
シュルタイスすごいな〜
コーチも皆嬉しそうだったので、こちらまで嬉しくなりました。
相変わらずまったり滑る選手ですが、やりたいことをやりきれたのが本当によかったなと思います(^^
■ジェレミー・アボット(USA)
ジャンプミスとかはありましたけれど、後悔はさほどないんじゃないかしら…と思える演技でした。
少なくとも、萎縮したり恐れたりしているような演技には見えなかった。
CiSt→2Aの後の、イーグルで頭を抱えて振る振り付け(分かりますかね?)が好きで、今回は2Aがちょっとバランス崩したので振り付けがきっちり入らなかったのはちょっと残念。
それでもやっぱりこのFSは、アボットさんのスケートは素敵です。
■ファビエル・フェルナンデス(ESP)
ヨロ選で見ていいなと思ったのはFSだったんですね。
このパイレーツ・オブ・カリビアンはとても素敵なプログラムだと思います。振付がスケーターに合っていますね〜。
これモロゾフ振付なんですね。どおりで。SPはやっつけ感あるけどFSは個性を捕えていて楽しいプログラムでした。
4Tは踏ん張りきれませんでしたが、回っていますね。どんどん成功率が上がっていきそうだなと思いました。
■ブライアン・ジュベール(FRA)
涙が出てきて仕方がありませんでした。
2002年に彼を認識してからのこれまでを思い出しながらフリーの演技を見ていました。
2002年はヤグディンが途中棄権したGPS(SAだったかな?)でいきなり1位になったんだよねーとか。
2003年のNHK杯では、客席通路をあがっていくジュベールさんに手を振ったら、気づいてニコニコ笑って手を振り返してくれたなとか。
2007年の東京世界選手権では、会場を歩いているジュベールさんに出くわして「ブライアン!」と思わず言ってしまったら振り返ってくれたなとか。
DOIとかGPFとかで来日してくれると思ったらキャンセルになることが結構あって、ジュベールさんにはかなりフラれたなとか。
クワド3回決めて吠えていたなとか。
4年前、アメリカのゲーブルさんは「4年間を浪費してしまった」と言っていました。
どうかジュベールさんにとって、この4年間が、バンクーバーをはじめ3回出場したオリンピックが、彼の人生の中で実り多きものになっていますように。
■小塚祟彦(JPN)
4T!素晴らしい!
初めての公式戦での成功がオリンピックだなんて、心臓に毛が生えているとしか考えられない、素晴らしい!
両足だろうがいいんです、だって認定されていますから!先が見えますもの!
それに、滑り切った後の小塚くんの表情がすごく良かったと思います。
観客に向かってのあのアピール。来シーズンからスケートでの表現が変わってくるんじゃないかと思わせるような表情でした。
オリンピックは、人を変えますね。きっと、小塚くんも変わる。
2回目の3Aって、入り方すごく難しくないですか?軌道的にも助走的にも。
■デニス・テン(KAZ)
よくよく考えると16歳でこれだけできるってのはすごいことなんですが…
テンくんだったら、もっともっとアピールして滑ることが出来るんじゃないかなと感じました。
プログラムの問題かな?
正統派だけど、結構普通すぎる気がします。
そう考えるとSPのSing×3はとても彼に合っていましたね。ああいうアップテンポで小粋なプログラムを滑るといいと思います。
ジャンプのミスもありましたが、スピンなどレベルの取りこぼしもあるようなので、こういうところを直していければより点数を確実に取れるんじゃないでしょうか。
■ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン(BEL)
スケーティングスタイルは自分の好みとは外れているのですが、応援したくなる選手です。ひたむきさが見えるせいかな…
3連続3回転ジャンプが見れなかったのも残念ですが、0点になってしまったジャンプが出てしまったのも残念です。
うーん、新採点になって大分時間がたちますが、やっぱり飛びすぎって出てきちゃうんですね〜。
■フローラン・アモーディオ(FRA)
個性的な振り付けがちりばめられているプログラムですが、さりげない振り付けに心をつかまれる選手です。
曲の表現と、体の動かし方が非常に上手いんだろうなと思います。あと、あのアピール力は天性のものもあるような。
テンくんとかアモーディオくんとかチャンとかを見ていると、4年後のソチが楽しみになってきます。
スピンでもまだまだレベルを上げられるので、着実に点を取れるように頑張ってほしいなと思います。ジャンプも。
■パトリック・チャン(CAN)
終わった瞬間の表情に、彼にかかる重圧のすごさを思い知らされた気がしました。
いくつかのジャンプの失敗はありましたが、最初の3Aはものすごく幅があってダイナミックなものだったと思いますし、スケーティングは相変わらず綺麗だし、全力を出し切ったように見えました。
まだ10代ですからね!
ソチを楽しみに見ていきたい選手です。
■ミハル・ブレジナ(CZE)
いくつかのジャンプのミスやスピンのミスはありましたが、物怖じせず滑っていて気持ちがよかったです。
トマシュがチェコのエースだったはずなのに、突然の不調でいきなりエースになってしまい大変だと思うのですが、大崩れせず目標のTOP10入りをはたしちゃう辺りがすごいと思います。
相変わらず3Aは迫力ありましたね〜。
スピンでLv4取れているのが1つしかないので、スピンが上達してきたらもっと面白くなるだろうなと思います。
■エヴァン・ライサチェク(USA)
素晴らしい安定感。この安定感はオリンピックのような重圧のかかる大会では、何よりも武器になるものではないかと思いました。
トリノオリンピックの頃は、SPで失敗してFSで挽回するって言うのがライサチェクさんの定番(?)でしたよね。
この4年間で、素晴らしい安定感を見につけてきた精神力がすごいと思います。
ジュベールさんがSP・FS完璧に、FSではクワドを3回入れてきたらライサチェクさんやバトルくんが完璧に滑っても勝てないだろうなと思っています。
でもそういう周囲に対する不安に負けず、自分がやれることを全て出し切ると言う精神力の強さが、オリンピックチャンピオンに繋がったのだろうなと思います。
■織田信成(JPN)
靴紐が切れたのは残念でした。
演技前から靴紐は切れていて「感覚が変わると困るから、切れたところをくくってやっていた」とのことですが、結び直しってそんなに感覚が変わるものなんでしょうかね…
織田くんの着氷は膝が柔らかく沈み込むので、靴紐も緩みやすいと思うんですけれど。
でも靴紐が切れた後の要素もしっかりこなし、最後まで力を出し切れたのはよかったなと思います。
■ステファン・ランビエール(SUI)
素敵なプログラムでした。
…が、いつもより覇気とか迫力とかが感じられない気がしたのは私だけかなぁ。
ジャンプは元から加点がガンガンつくタイプではありませんでしたが、復帰してからは危ういジャンプが増えました。
スピンもフライングシットはいつもよりスピードがなかったです。
SeStではLv4を取れていますが、フライングシットはLv3。
いろいろと取りこぼしているので、残念だったなと思います。
しかしこれでフリー3位なんですね。4回転が完璧でなかったとはいえ、2つ入ると点が出るってことですねぇ。
■高橋大輔(JPN)
クワドはダメだったけど挑戦したし、非常にのびのびと動けていて観客にアピールする演技だったなと思います。
銅メダルにふさわしい演技でした。
しかし、大ちゃんのほうがかなり良い出来だったように見えましたが、ランビエールとはかなり僅差だったんですね。
3連続コンボがないとか、DGがあるとか、スピンLv2・Lv3とかがあるのが地味に効いているんですね。
■ジョニー・ウィアー(USA)
FSは6位でしたが、1つスピンが途中で止まってしまった以外は完璧な演技でした。
「4年前のトリノではSP2位から失速」と何度も言われていましたが、これだけジョニーさんの持ち味を出した滑りができて、4年間浮き沈みのあったジョニーさんとそのファンはとても嬉しかったんじゃないかなと思います。
上位陣との差は、PCSでしたね。
ジョニーさんはマイペースで滑ってしまうような気がしますし、これだけ足元のうまい人たちが並ぶと平凡に見えるのかもしれません。
■エフゲニー・プルシェンコ(RUS)
やっぱりこのタンゴのプログラムは好きです。
4年前ほど常人離れした動きではないかもしれませんが、音楽に合った振付けでこちらの方が好みです。
採点基準へ不満をこぼし、記者会見も途中で切り上げてしまったようですが、正直、今季から復帰してかつ負けたことに不満を言うのはどうかと思いました(負けたことに対して直接的には言及していないけど、間接的に言ってますよね)。
採点基準はこうあるべきと言う持論はみなあると思うのですが、現実に、今季のルールに従って採点されるオリンピックと言う試合が目の前にあるのです。
持論はあるものの、勝ちたい人たちは皆、ルールの上で点を取れるようにプログラムを考えてくるんです。
今回のプルシェンコはジャンプの調子も良くありませんでしたが、3連続コンボを跳びませんでした。
3連続コンビネーションジャンプを跳べば点が取れると言うことはルール上、明白なわけです。
実際、ライサチェクとの点差は1.3くらい。2Loでもつけておけば、チャンピオンになれたんです。
ただそれだけです。
口ではなく演技で、男子シングルのプログラムに4回転が入ることの重要性を見せ付けてくれたらよかったのにと思いました。残念です。
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